株式会社フジタ

住宅コラム

【フジタについて】フジタが考える細心設計と家族を幸せにする住まいとは?〜年末のご挨拶に代えて〜

白山市、金沢市、野々市市、川北町を中心に、1邸1邸オリジナルの注文住宅をお客さまにお届けしている株式会社フジタです。

2024年も残すところわずかとなりました。今年一年を振り返ると、大きな災害に次々と見舞われ、石川県に暮らす私たちにとって試練の多い年だったと言えます。
特に1月1日に発生した震災は、県内に大きな影響を及ぼし、家づくりに携わる私たちにとっても忘れられない出来事となりました。

▶︎震災をきっかけに見つめ直した「家づくり」

震災当日、激しい揺れを感じた瞬間に私たちの頭をよぎったのは、「お客さまの家が倒れてしまったらどうしよう」という思いでした。フジタがこれまで手がけてきた家が、人命を守る場所として機能しているのか。その不安は、家づくりを担う者としての責任感そのものだったと感じています。

その思いから、私たちは震災直後に標準仕様の耐震等級を最高等級の3に引き上げました。
県内でもいち早くこの対応を行ったのは、何よりも「安心して住める家」を提供しなければならないという使命感からです。

しかし、フジタが目指すのは単なる耐震等級3の家ではありません。全棟で構造計算を行い、根拠のある耐震性を確保した住まいづくりを徹底しています。「住まう人の命を守る」という家の本質的な役割を再認識し、これからもその使命を全うしていく決意を新たにしました。

▶︎性能だけでなく、心を豊かにする意匠性

フジタはこれまでも意匠性にこだわった家づくりを大切にしてきました。
「細心設計」というフジタ独自の家づくりへの哲学を大切にし、設計士一人ひとりが住まいの美しさを追求。会社一丸となって、石川県内でトップランナーを目指してきたことは私たちの誇りです。

しかし、今年1年の経験を通じて、「命を守る家の強さ」が何よりも重要であると再認識しました。性能面でお客さまの安心を守ること。それに加えて、意匠性による心の豊かさを届けること。この2つが揃って初めて、家族が本当に幸せに暮らせる住まいになると考えています。

▶︎災害現場で五感を通じて学んだこと

震災だけでなく、能登輪島で発生した水害も、私たちに多くのことを教えてくれました。ボランティアとして現地に足を運んだ際、被害に遭われた方々のお話を直接伺い、家の中のヘドロの匂いや、水を吸った畳の重さなど、五感を通じて災害の過酷さを実感しました。
テレビのニュースや映像では感じ取れないリアルな体験を通して、災害がどれほど人々の生活を脅かすものかを痛感しました。現場に行かなければわからない現実を知ることで、私たちが家づくりにおいて何を大切にすべきか、深く考える機会となりました。

▶︎年末のご挨拶に代えて〜家族を守り、幸せにする住まいを目指して〜

2024年は、多くの試練を経験した年でしたが、その中で私たちはお客さまの笑顔や温かい言葉に支えられ、家づくりの意義を改めて深く考える機会をいただきました。

2025年も、フジタは住まいを通じて家族の幸せを守るお手伝いをしていきます。
お客さまの声に耳を傾けながら、性能面でも意匠面でも妥協のない住まいづくりを続けていく所存です。
これからもフジタをどうぞよろしくお願いいたします。どうか皆さまにとって新しい年が素晴らしい一年になりますように。

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