白山市、金沢市、野々市市、川北町を中心に、1邸1邸オリジナルの注文住宅をお客さまにお届けしている株式会社フジタです。バリアフリーやスタイリッシュな空間づくりのために、フジタの住まいでも採用することが多い引き戸。
今回は、私たちがこの引き戸を選ぶ際にどんなことを考えているのか、細心設計の裏側をご紹介します。
▶︎引き戸にはいろいろなタイプがあります
扉を左右にスライドさせて開閉する引き戸。障子や襖などで日本人が古くから馴染みのあるスタイルかもしれません。
引き戸にも最近はいろいろなタイプが登場しています。
例えば、レール付け方の違いで次の2つのタイプがあります。
・上吊り式の引き戸
上の写真のように、床にレールがないタイプ。
フジタでも採用することが多い引き戸です。敷居がないので、掃除がラクなことや、扉を開けたときにすっきりと美しい空間にできるなどのメリットがあります。
・戸車式の引き戸
床にレールが付いている引き戸です。
建具の下部に小さな車輪(戸車)が付いていて、戸車を転がすことで開閉するタイプです。
床にレールがあるのが気になるという方もいらっしゃいますし、戸車は開閉を繰り返すとどうしても磨耗してしまいますので、メンテナンスが大変というデメリットがあります。
▶︎引き戸にするべきか、開き戸にするべきか
私たちが住まいを細心設計する際に、扉選びで考えているのは見た目の美しさだけではありません。
その空間での過ごし方、他の部屋との関係も専属設計士は徹底的に考えています。
例えば、引き戸はどうしても開き戸と比べると防音性が低くなるというデメリットがあります。そのため、トイレや寝室などのドアは音が漏れにくい開き戸を採用することが多くなっています。(ただし、バリアフリー化と音対策、どちらを優先するかはお客様のニーズによっても異なりますから、じっくりとヒアリングして設計することが大切です)
また、引き戸には扉を開けっぱなしにしても戸が邪魔にならないというメリットがあります。このメリットを活かし、過ごし方によって空間の仕切りを変えられるように引き戸を採用することも多くあります。
たとえば、現在公開中の白山市北安田コンセプトハウスの場合。
キッチン横に作った書斎スペースとLDKの間にある引き戸を開ければ風と光が抜ける開放的な空間に。
書斎で集中して何か作業をしたいときには、引き戸を閉めてLDKの音や人の気配が気にならないようにお過ごしいただけるようプランニングしています。
\白山市で公開中のコンセプトハウス情報/
★上質な居心地をデザインした開放感のあるコートハウスのご見学受付中
https://www.kkfujita.co.jp/concept-house/kitayasuta2024/