株式会社フジタ

住宅コラム

【地震に備えた家づくり】耐震等級3では足りない!?許容応力度計算が必要な理由

白山市、金沢市、野々市市、川北町を中心に、1邸1邸オリジナルの注文住宅をお客さまにお届けしている株式会社フジタです。
世界で発生するマグニチュード6.0以上の地震のうち、なんと20%以上が日本で発生しているくらい、日本は地震がとても多い国。
だからこそ、災害への備えとして家を建てる際にもしっかりと地震対策を考えるべきと言えます。

フジタでは、現在すべての住まいで耐震等級3、そして許容応力度計算を実施しています。
許容応力度計算とはなんなのか、そしてなぜフジタでは許容応力度計算をした耐震等級3の家づくりをしているのか、お話ししましょう。

▶︎「耐震等級3の家」にも違いがある?!その違いは計算方法

耐震等級3とは、日本の建物の耐震性を示す基準の中でも最も高い性能を表す数字です。石川県内にある工務店の中で、耐震等級3を達成している工務店はまだまだ少数派。金沢市や白山市で注文住宅を手掛ける住宅会社の中でも少数派です。
フジタは、そんな数少ない「耐震等級3の家づくりができる工務店」です。

ですが、耐震等級3を達成していたとしても、実はその耐震性は万全とは言えません。

というのも、耐震等級3を取得するために構造の強さを検証する方法には

・壁量計算
・性能表示計算
・許容応力度計算

という3つの方法があります。
このなかでも、最も確実に、そしてきちんと耐震性を計算しているのが許容応力度計算です。

▶︎壁量計算と許容応力度計算の違い

< 壁量計算>
壁量計算は、簡単に言えば、「建物が横揺れに耐えられるように、どれだけの壁が必要か」を決める計算です。
もう少し正確に言い換えれば、建物が地震や風などの水平力に対してどれだけ強いかを確認するための計算。具体的には、建物の耐震性を高めるために設置される耐力壁が、どのくらいの量と配置が必要かを求めるのが壁量計算です。

ここで一つ落とし穴となっているのが、壁量計算で計算できるのはあくまでも横からの力に耐えられるために必要な壁の量しか検証できていないこと。
壁がいくら必要な量あったとしても、配置が偏っていれば地震などで揺れた際に力が1箇所に偏重して建物が壊れてしまうかもしれません。また、柱や梁・基礎などの接合部が弱ければ壁だけがしっかりしていたとしても地震に強い家とは言えません。

2024年の能登半島地震のように、揺れによって建物に「ねじれ」のような力が加わってしまったときの強さは、壁量計算だけではわからないのです。

< 許容応力度計算>
フジタでも実施している許容応力度計算は、簡単に言えば、「建物の部材が壊れないように、どれくらいの力に耐えられるか」を計算するものです。

家の構造部材にかかる力が、その材料や部材が耐えられる力(許容応力度)を超えないように設計するために、柱や梁がどれだけの重さを支えられるかを計算し、実際の力が安全な範囲に収まるように確認していきます。
柱や梁だけでなく基礎の強さなども確認していく許容応力度計算は、建築士のなかでも許容応力度計算をする専門の建築士が行うくらい専門性の高いもの。
計算資料は数百枚にのぼります。

フジタでは、外部の許容応力度計算専門の建築士に構造計算を依頼。お客さまの安心のために、確かな家づくりを続けます。

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