白山市、金沢市、野々市市、川北町を中心に、1邸1邸オリジナルの注文住宅をお客さまにお届けしている株式会社フジタです。
雪が多く、冬の寒さが厳しい石川県で家づくりを考える際、気候に合わせた設計が重要です。特に日本海側の厳しい気象条件に対応した家づくりを行うためには、地域の気候を熟知した工務店の技術力が求められます。
今回は、石川県で長年住まいづくりを続けてきたフジタが気候の特徴や、それに対応した設計ポイントについて解説いたします。
▶︎積雪量を考慮した構造計算が重要に
石川県の気候は、冬は多雪、夏は湿気が多いのが特徴です。特に冬の積雪は地域によって大きな差があり、設計の際には積雪量を考慮した構造計算が必要です。
というのも、石川県の中でも雪が多い地域では、1メートルから1.5メートル、場合によっては2メートル近くの積雪が見られることもあります。当然、雪が降る地域では雪の重みを計算した上で、住まいの強さを考えなければいけません。
そこで、フジタでは地域ごとの積雪量を正確に反映した構造計算を行っています。
積雪が多いと、家の屋根や柱、梁(はり)にかかる負荷が大きくなるため、梁を通常よりも太くし、耐久性を高める工夫が必要です。また、耐震設計についても、太平洋側の地域より強い構造の設計が求められます。
▶︎落雪対策はどうする?
雪が降り積もる地域では、屋根に積もった雪を適度に落としたり、屋根に積もった大量の雪塊が落下するときの衝撃を減らしたり、雪おろしの作業を軽減するための工夫が必要です。
たとえば、フジタが白山市の豪雪地帯で取り入れているのが「雪割り」です。これは屋根に積もった雪を割って、自然に落としやすくする設備です。さらに、隣家に雪が落ちないように「ゆきもちくん」という装置を軒先に設置し、周囲とのトラブルを防ぐ設計をすることも。
また、石川県の平野部のように雪が少ない地域でも、対策は必要です。たとえば太陽光発電パネルを設置するとき、屋根の端までギリギリに設置すると屋根から落ちる雪が遠くまで飛んでしまいます。そのため、太陽光パネルの設置場所もきちんと計算しなければいけません。
▶︎石川県の気候をよく知る工務店に家づくりを相談しよう
石川県ならではの気候に対応した住まいを建てるためには、地域密着型の工務店に依頼することが大切です。フジタでは、これまでの経験から積雪などの気候条件に合わせた設計や施工を行ってきました。そのため、石川県で家を建てる際には、長期的に安心して暮らせる住まいづくりが可能です。
フジタでは、地域の気候に合った構造計算や落雪対策、外壁材の選定など、細かな部分にまで配慮した家づくりを行っています。石川県の気候をよく知る工務店とともに、快適で長く愛される住まいを実現しましょう。
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