株式会社フジタ

住宅コラム

【性能解説】住まいをコンパクトにすると光熱費はどうなる?コンパクトな暮らしの魅力

白山市、金沢市、野々市市、川北町を中心に、1邸1邸オリジナルの注文住宅をお客さまにお届けしている株式会社フジタです。

近年、注文住宅での家づくりを考える方の間でも、過度に広い住まいではなく、家族の暮らしにちょうど良いサイズ感の家づくりを求める方が増えています。必要十分なコンパクトな住まいにはさまざまなメリットがありますが、特に注目したいのがコスト面や性能面の魅力です。
ただし、「小さい家だからコスパが良い」「性能が高い」と一概には言い切れないケースもあります。今回は、コンパクトな住まいの光熱費や構造面、断熱性能について詳しく解説します。

▶︎コンパクトな住まいが光熱費を抑える理由

コンパクトな住まいの大きな魅力は、冷暖房効率が良く、光熱費を抑えられる点です。家が広いほど、冷暖房で空調する面積が大きくなり、その分エネルギーを多く消費します。一方で、コンパクトな家では、冷暖房の効率が高まるため、エネルギー使用量が少なく済み、光熱費を節約できます。

また、家全体がコンパクトにまとまっていることで、家事動線も短くなるため、生活の利便性も向上します。家族全員が快適に過ごしながら、ランニングコストを抑えられるのは、コンパクトな住まいならではの魅力です。

▶︎断熱性能は本当に「小さい家」が有利なのか?

「小さい家は断熱性能が高い」と思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。コンパクトな住まいの場合、部屋数が同じだと窓の面積が相対的に大きくなり、壁に占める窓の割合が増えることがあります。この場合、窓からの熱損失が大きくなるため、断熱性能が下がる可能性があります。

そのため、コンパクトな住まいを計画する際には、窓の位置や大きさを慎重に検討する必要があります。フジタでは、設計士が「細心設計」に基づき、窓の配置や断熱材の選定を一つひとつ計算しながら、最適なプランを提案しています。これにより、コンパクトでも快適で断熱性の高い住まいを実現します。

▶︎構造面の強さとコンパクトな家

小さい家のもう一つの魅力として、「構造的に強い」という印象を持たれる方も多いですが、こちらも注意が必要です。家の強度はサイズだけでなく、柱や筋交い(すじかい)の配置、窓の数や位置にも影響されます。例えば、窓が多いと筋交いを入れるスペースが減り、構造的に弱くなることもあります。

しかし、フジタでは構造計算を徹底的に行い、どんなプランでも耐震等級3を叶える設計をしています。「ここに窓を付けたら構造的に弱くなってしまわないか」といった細かい判断も、設計士が計算を基に最適な配置を検討しているからこそ可能です。コンパクトでも安全性の高い住まいを実現できるのがフジタの強みです。

――コンパクトな住まいは、冷暖房効率が高く光熱費を抑えられる一方で、窓の配置や構造面での計画が重要となります。小さい家が必ずしも性能的に有利とは限らないため、経験豊富な設計士が細かい部分まで考慮したプランニングが欠かせません。
フジタでは、お客さま一人ひとりのご要望に合わせて「細心設計」で住まいをプランニング。コンパクトでも快適さと性能を両立した家づくりをお手伝いしています。「背伸びをしすぎないちょうどいいマイホームライフ」を目指すなら、ぜひフジタにご相談ください。

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