【細心設計】玄関を開けた瞬間に見える景色を計算するということ

白山市、金沢市、野々市市、川北町を中心に、1邸1邸オリジナルの注文住宅をお客さまにお届けしている株式会社フジタです。

家に訪れる来客が最初に目にする「玄関」。その瞬間の印象は、住まい全体の印象にもつながります。最近では、来客が玄関先で帰ることが増え、家の中に上がらないケースも多いからこそ、玄関空間のデザインや設計がますます重要視されています。今回は、注文住宅の家づくりで玄関を開けた瞬間に見える景色について、フジタがどのように考え、設計しているかをご紹介します。

▶︎玄関に生活感を出さない工夫

玄関は、家族が毎日使う生活の動線の一部でありながら、来客にとっては家の第一印象を決定づける場所です。そこで重要なのが、「生活感を隠す工夫」です。

フジタでは、玄関に収納スペースをしっかり設けることで、靴やコート、その他の細々したアイテムが玄関に散らからないよう配慮しています。特に今の時代は、来客が入るのは玄関まで。家に上がらずにそのまま帰ることも多いため、玄関の生活感を極力出さず、清潔感と洗練された印象を保つことがより一層求められています。

そういう意味では、来客を迎える場所としての美しさを玄関に取り入れるという視点もますます大切になってきているのかもしれません。フジタでは、こうした暮らしの変化も考えながら、玄関正面の壁や収納の扉には意匠性を取り入れることで、生活感を感じさせないデザイン性の高い空間を作り出しています。

▶︎玄関を印象的な空間にする「抜け感」と「演出」

フジタでは、「玄関しか見せ場がないことが多い」という現実を踏まえ、玄関空間に特別なこだわりを持っています。その中でも重要なのが「抜け感」と「演出」です。

たとえば玄関を開けた瞬間、奥に広がるテラスや庭が見えるように設計することで、玄関から先の景色に開放感を持たせます。ただし、テラスがリビングや生活感のあるスペースとつながらないよう、視線を計算した配置にすることで、生活感を隠しつつもおしゃれな印象を与えます。

また、玄関の天井に「はめ板」などの素材を使用すると、他の空間とは違う特別感を演出できます。ほかにも壁一面にタイルやアクセント素材を使うことで、玄関全体に「いい家だ」と思わせる空気感をまとわせることができるなど、玄関を印象的にデザインする方法はたくさんあります。

▶︎「いい家だね」と言わせる玄関デザインの秘密

フジタの玄関設計には、来客が思わず「いい家だね」と感じるための工夫が詰まっています。例えば…

＜意匠性のある壁仕上げ＞
シンプルな白い壁ではなく、タイルや木材、特注の仕上げを施すことで玄関の印象を格上げします。

＜視線を計算した配置＞
玄関から見える景色に無駄がなく、整然とした空間を保つことで、洗練された印象を与えます。

＜光を取り入れる工夫＞
自然光を取り込む窓やスリットを設け、玄関が明るく心地よい空間になるよう設計します。

こうした工夫を取り入れることで、玄関は単なる「通過点」ではなく、家の魅力を象徴する場所としての役割を果たしてくれます。

――玄関は、来客にとって家の第一印象を左右する重要な空間です。だからこそ、フジタでは「細心設計」に基づき、玄関を生活感を隠しながらも印象に残る空間に仕上げています。

抜け感を演出する配置や意匠性のあるデザイン、光や素材の使い方など、細部にわたるこだわりが詰まっています。住まいづくりを計画中の方は、ぜひ玄関の景色にも注目してみてください。そして、「いい家だね」と言われる家を目指すなら、ぜひフジタにご相談ください。

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