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住宅コラム

木造と鉄筋コンクリート造はどう違う? 技術的な違いやコストを比較

白山市、金沢市、野々市市、川北町を中心に、1邸1邸オリジナルの注文住宅をお客さまにお届けしている株式会社フジタです。
新しく家を建てるにあたって、「構造や強さを考えると、木造よりも鉄骨の方がいいのかな?」と迷っている方、いらっしゃるのではないでしょうか?
木造と鉄筋コンクリート造の住まいには、それぞれいいところや特徴があり、どちらにするかは何を優先するかによって変わってきます。今回は、違いやコストに関してお話ししてみましょう。

木造と鉄筋コンクリート造、強度を優先するならどちらが良い?


単純に住まいの構造としての強さを優先するなら、木造住宅よりも鉄筋コンクリート住宅の方が強いと言われています。

国が定めている構造ごとの住まいの法定耐用年数は

・木造:22年
・軽量鉄骨(厚さ3mm超〜4mm以下):27年
・鉄筋コンクリート造:47年

となっています。
法定耐用年数はあくまでも税制上の基準に過ぎませんが、この数字だけ見ても、強度としては鉄筋コンクリート造の方が強いと言えるでしょう。

また、気密性や遮音性、耐震性に関しても鉄筋コンクリート造の方がいいと言われています。

木造を選ぶ人が多い理由は?


では実際にマイホームを建てる人は木造と鉄筋コンクリート造、どちらを選ぶ人が多いのでしょうか?
国土交通省がまとめている「建築着工統計」(令和4年度)では、戸建住宅の9割以上が木造住宅でした。

構造的にも良いと言われる鉄筋コンクリート造よりも木造が多い理由の一つがコストです。
木造と鉄筋コンクリート造を比べると、建築費用はだいたい1.6〜1.7倍ほど鉄筋コンクリート造の方が高くなります。
また、断熱性という点では熱伝導率が低い木造の方が優れています

耐震性という観点から考えるなら、木造にも良い点はたくさんあります。
例えば、建物自体が軽くなり、しなやかなのは木造ならではの魅力です。耐震等級3の家づくりも、木造なら鉄筋コンクリート造よりもリーズナブルにできます。

これから家を建てるなら、性能の数値的な側面だけでなく、コストも踏まえてトータルで「どちらがよいか」を考えてみてはいかがでしょうか?

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