白山市、金沢市、野々市市、川北町を中心に、1邸1邸オリジナルの注文住宅をお客さまにお届けしている株式会社フジタです。
今回は、前回のブログに引き続きフジタの担当設計士にインタビュー。9月にオープンしたばかりの金沢入江コンセプトハウスの見どころを設計士の視点から解説してもらいました。「住空間を設計する際には、お客様がどう暮らすのかに耳を傾けるのが基本」と話す担当設計士。コンセプトハウスにも、これまで手がけてきた住宅で人気のプランや要望も盛り込んでいるそうです。
和モダンスタイルを叶えるための工夫
金沢入江コンセプトハウスは、約50坪の土地に建つ延べ床面積35坪2階建て。
リビングはフジタらしい和モダンスタイルのデザインになっています。そんな和モダンスタイルをどうプランしているのか、聞いてみました。
――Q.和モダンスタイルのリビングを叶えるために、工夫したことは?
A.
色使いや壁の素材などを工夫しています。
例えばLDKのキッチンは、カウンターの天板を黒に。天板の下の腰壁は造作で木の素材感を取り入れています。また、ダイニングの照明器具も黒を選ぶことで、落ち着いた色味にまとめ、和モダンスタイルを表現しました。
少し明るめの無垢材の床は和モダンスタイルはもちろんのこと、洋風なデザインにも合わせやすい色です。組み合わせ次第で和テイストを作れることも体感いただけたら嬉しいです。
――Q.テレビ周りもスッキリしていますね。何か工夫を?
A.
そうですね。テレビ周りは壁の内側に配線をつくり、ダイニング横のカウンターにAVデッキ類を置けるように計画しました。余計な配線を隠すことで、よりスッキリとした印象のテレビ周りのデザインになっています。自由設計だからこそ、こうしたプランが叶えられるというのはぜひ体感していただきたいですね。
高断熱・高気密で快適な住空間を実現するための工夫
――Q.冬暖かく夏涼しい住空間を作るために、何か工夫していることは?
A.
断熱性や気密性を高く保つことは基本です。例えば、気密性を高めるためには窓などの開口部をできるだけ減らすのが一番良いのですが、住み心地という点から見ると窓が少ない家は「大丈夫なの?」と感じる方も多いはず。
今回のコンセプトハウスでは、リビングに大きな窓を配置して、開放感や採光性を確保。一方で、他の場所は窓を最小限にするなどメリハリをつけています。
暮らしやすい間取りの工夫
――Q.最後に間取りについても教えてください。家事動線という視点で何か工夫したことは?
A.
2階に主寝室や子ども部屋があるので、夜お風呂に入ったあとリビングを通らなくても2階の部屋に行けるようにプランニングしています。
キッチンの後ろ側に家事スペースとしてユーティリティルームを作っているので、室内干しなどもしやすく、家事動線が短くなるようにするなど工夫しています。
このあたりもぐるぐると歩き回りながら、ご自身のライフスタイルと照らし合わせてみていただきたいなと思います。
コンセプトハウスをヒントに「もっとこうしたい」というご要望があれば、設計士に教えていただければ、より暮らしにあった間取りを提案できます。ぜひ、設計士と作る家づくりの楽しさを、フジタで感じていただきたいですね!
―――今回ご紹介したフジタの新モデルハウス、金沢入江コンセプトハウスは、現在完全予約制で公開中。
気になる方はお気軽にお問い合わせ・ご予約ください。