家づくりをしようと思い立ったら、モデルハウスの見学は重要な通過点です。
しかし、実態としては何件も回って疲れた、なにを聞いたらいいか分からないまま行った、というように “ 手当たり次第 ” という状態になってしまっていることが多いです。
そこでモデルハウス見学にあたり、 “ ちょっとしたこと ” を事前に知っておくことで、有効的に見学することができます。
今回は、フジタだけでなく他社のモデルハウスでも、見学する時に見るべきポイントや注意点、失敗を避けるコツなどをお伝えしていきます。
それではまず、当記事の要点です。
・モデルハウス見学を有意義な時間にするための3つのポイントは、
①予約を入れておくこと
②聞きたい内容をまとめておくこと
③坪単価の単純比較をしないこと
・リアルサイズの、実邸に近い建物を見学しに行くことが大事
・失敗しないためには、特典に釣られないことや時間に余裕を持って行くことをおすすめします
・フジタでは随時リアルサイズのモデルハウスを公開しています
1.【石川】モデルハウス見学のメリット
出典:白山市あさひ荘苑
まずモデルハウスの見学は新築を検討する上で不可欠なステップです。
気になる住宅会社のモデルハウスを見学するメリットは、その会社が建てる家の「テイスト(雰囲気)」を知ることができる点です。
会社によっては、ホームページやインスタで公開していない事例を見せてもらえる場合もありますので、展示場だけでなく実際に建築した家の施工事例を見せてもらいましょう。
そして建物の雰囲気ももちろんですが、営業マンの見極めもできます。
基本的には最初に案内された営業マンが「担当者」として最後までお付き合いすることが多く、” お客様側からの査定の場 ” でもあります。
知識を持っている営業であれば、住宅のトレンドや補助金などのオトクな話を聞けるでしょう。
2.【石川】モデルハウスを見学する際の注意点3つ
2-1. 予約を入れておく
昨今は感染対策もあり、各社予約制にしている会社も多く、予約をしておくとスムーズです。
ちゃんと話を聞いたりすると、1社で約2時間程度使うことになるため、時間にも余裕を持った状態で行くことをおすすめします。
2-2. 質問したい内容をまとめておく
有意義な見学にするためには、「目的を持って」来場することが大事です。
あらかじめホームページなどを確認されると思いますが、ご家族の中で気になるポイントを手書きメモでも、スマートフォンでも良いのでまとめておきましょう。
家族の中で何を優先したいのか、その優先したい内容が得意な会社かどうか?を、営業マンに伺って見極めましょう。
2-3. 坪単価での単純な比較はNG
「坪単価」の定義は実は曖昧で、どこまで含んでいるかは会社によって違います。
そのため、坪単価は見学の中で気になるポイントではありますが、実は聞いてもあまり意味がない場合も多いです。
また、お金関係の話になると、年収や勤務先などを聞かれることがあります。
年収などは言わない方がいい!という記事も散見されますが、気になる会社であれば営業に伝えた方が話がスムーズです。(聞かれれば)
いずれは住宅ローンの申込をする際に必要になる情報のため、隠していてもしょうがない部分です。
全く興味のない会社への訪問であれば隠す理由はわかりますが、予約まで取った会社であれば伝えることをおすすめします。
3.【石川】モデルハウス見学で見ておくべきポイント
モデルハウス見学で「なにを見たらいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
つづいては、モデルハウス見学で見るポイントを見ていきましょう。
3-1. 見ているモデルハウスと普段の仕様との差異
総合展示場などではスタンダードの仕様になっていないことが多いです。
モデルハウスの雰囲気をサッと見たら、見ているモデルハウスで標準的に使っている商品と、オプションはどこまで採用しているか聞いてみましょう。
また、見ているモデルハウスは誰が設計プランしたのか?も聞いてみるとよいです。
大手では、モデルハウスだけ設計事務所などに外注したり、本部の専門の設計士がコーディネートしている例は少なくありません。
普段もお客様の実邸を設計している建築士が、モデルハウスも設計しているのであれば、安心感は高いでしょう。
3-2. リアルサイズのモデルハウスへ
出典:金沢市額新保モデル ※延床面積/ 99.16㎡(29.99坪)
できれば60坪を超えるような総合展示場ではなく、リアルサイズのモデルハウスへの見学がおすすめです。
リアルサイズのモデルハウスであれば、諸費用などを含んだ総額の建築費用を聞いても、実際に建てたときの費用感が分かりやすいです。
また、最近の家づくりの大事なポイントの1つである、断熱性能は季節によって体感することもできます。
ただ、おそらくすべてのモデルハウスで「一応は」快適な環境になっているはずです。
ここが見るべきポイントですが、冷暖房が強風でフル稼働していたりすれば、断熱性能に疑問を持った方がよいでしょう。
エアコンのリモコンの設定温度も覗いてみると、とんでもない温度設定になっているモデルハウスもあります。
特に真冬や真夏などに行くとわかりやすいです。
4.【石川】モデルハウス見学で失敗を避けるコツ
それでは、モデルハウス見学における失敗を避けるためのコツを見ていきましょう。
4-1. 特典目当ては避けよう
クオカードがもらえる、といった特典目的はおすすめできません。
あまり興味ない会社に、数千円で貴重な時間を割かれるのはもったいないでしょう。
4-2. 1日1社まで
1日1社程度の見学にしないと、疲れてしまったり、最初に聞いていた内容を忘れてしまったりします。
気になる会社が複数ある場合、そしてお子さんといっしょに回る場合は、焦らずに日を分けて見学に回るとよいでしょう。
4-3. 持ち物はメモぐらいで良い
建売をそのまま買うなら別ですが、メジャーなどを持参して採寸してもあまり意味がありません。
聞きたい内容をまとめたメモや、スマートフォンだけで大丈夫です。
5. まとめ
出典:白山市あさひ荘苑
モデルハウス見学にあたっては、まず聞きたいことや優先順位を家族内でまとめて、まちかどのモデルハウスを見学にいくことをおすすめします。
そして1日1社までにして余裕を持って見学すると、聞きたい内容もしっかり聞ける可能性が高いです。
また、せっかく見学で足を運ぶので、ホームページなどでわからない価格や、建築に対するこだわり等もしっかり聞きましょう。
モデルハウスの間取りが気になる方も多いと思いますが、こちらの記事も合わせてモデルハウス見学前にご覧いただくとより一層、有意義な時間にすることができます。
フジタでは、そのまま販売もするリアルサイズのモデルハウスを随時公開しています。
モデルハウスを一定期間展示の後、そのまま販売もしており、標準仕様やオプションなども存在せず、モデルハウスがそのままの仕様です。
気になった方はぜひ予約の上、お気軽にお越しください。
あさひ荘苑モデルハウス
高天井からの柔らかな日差しで、上質空間を演出するコンセプトハウスが白山市あさひ荘苑にオープン。
メリハリある横長連続窓と、落ち着き感じるミドリの坪庭が見どころ。
ご予約はこちらから。