出典:小松市HP 他
今回は石川県、その中でも白山エリア(白山市・野々市市)と加賀エリア(能美市・小松市・加賀市)で新築した時に使える住宅補助金をわかりやすく紹介していきます。
なお、金沢市についてはこちらの記事を参照ください。
住宅に関わる補助金はたくさんありますが、特に対象になる方が多く、額が多いメインの補助金を解説します。
特に、石川県はUターン(元々石川出身で石川に戻って住む)、Iターン(石川以外が出身地の方が石川へ移住)での補助金が他県に比べて手厚い県でもあります。
それでは、まず今回の補助金の要点をお伝えします。
住宅購入に関する補助金が手厚く、転入者で最大50万円もしくは80万円の補助金あり
また、白山ろく地域では100万円の補助金あり
【野々市市】
住宅ローンの金利の一部補填として7.5万円の補助金あり
【能美市】
定住者に対して基本額10万円+市外からの転入や3世代同居などで各種加算もあり
【小松市】
市外からの転入者で新築をすると30万円、45歳未満で10万円の加算あり
【加賀市】
20万円の基本の補助金に、移住した場合やこどもの条件などで加算あり
1. 白山市で使える住宅補助金
白山市では、新築において使える補助金は大きく3つあります。
1-1. 若者・子育て世帯定住奨励金【令和5年度~ 新制度】
45歳未満の方を対象に、白山市内で新築住宅を購入もしくは建築される方に、最大で90万円の補助金があります。
1-2. 三世代ファミリー同居奨励金【令和5年度~ 新制度】
祖父母から孫までの3世帯が同居する家を、新築で購入・建築もしくはリフォームする工事に対して補助金が出ます。
1-3. 白山ろく地域定住奨励金【令和5年度~ 改定】
白山ろく地域(河内、吉野谷、鳥越、尾口、白峰)で新築住宅を建築・購入する方で、償還期間が10年以上の住宅ローンを借りる方は、「白山ろく地域定住促進奨励金」が活用できます。
※他の定住奨励金、三世代ファミリー同居奨励金との併用
2. 野々市市
野々市市内では、新築のマイホームを建築・購入した資金に対して、野々市市が利子の一部を補助金として出してくれる制度があります。
野々市市では、23年度は移住などに関する補助金は残念ながらありません。
3. 能美市
能美市では、定住を目的とした新築に対して補助金が出ます。
特に県外から能美市への転入、または3世代同居などの条件が重なると最大で275万円の大きな補助金額になります。
3-1. 能美市 その他新築で使える補助金(定住促進補助金と併用可能)
4. 小松市
小松市では、市外から小松市内に転入する方で、新築または増築・購入する場合、費用の一部を補助する形で、補助金が出ます。
4-1. 転入+新築
4-2. 公共施設整備に関わる分譲地購入
小松市で行う公共施設整備(いわゆる区画整理)で対象となる分譲宅地を購入し、自己の住宅を新築する場合、費用の一部が補助金として出ます。
ただ注意点としては、「建売住宅の購入は補助対象外」となります。
※「ようこそ小松」定住促進奨励金などと併用不可
4-3. 3世代家族住宅建築奨励金
5. 加賀市
加賀市で定住するために、住宅を新築または購入した45歳未満の人に交付。
6.まとめ
なお、上記の市町村の補助金と、国(国交省・経産省・環境省)で行っている補助金(ZEHやこどもみらい住宅支援事業)とは併用が基本的には可能です。
ただし、申請の際には市町村の担当窓口へ、住宅会社を通じて事前に相談をしておくことをおすすめします。
石川県では、住宅建築に対しての補助金以外にも、石川県内へ移住・Uターンして、石川県内で仕事される方に対して「いしかわ移住支援事業」という形で補助金があります。
移住支援金対象の法人に就業された方などに移住支援金を支給するもので、移住に対して非常に手厚い補助金があります。
フジタでは、対象になるかならないか、対象になるための土地探し、上記のような補助金を活用した家づくりのお手伝いもしていますので、石川県南部を中心とした新築はフジタまでお気軽にご相談ください。
なお金沢市の補助金をまとめた記事もありますので、ぜひご覧ください。
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