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住宅コラム

石川で和モダンらしい寝室を作るコツって?和モダン寝室のコーディネートポイントをフジタの事例と一緒に紹介!

1日の疲れを癒す場所としての寝室。

「寝室を落ち着いた和モダンに仕上げたい!」という要望は、実は結構多いです。

今回は、高級旅館のようなたたずまいにデザインしたい、リビングと同じぐらい寝室デザインにはこだわりたい、という方にオススメの内容になっています。

寝室を和モダンに仕上げ、大人な寝室のコーディネートに仕上げていくためのポイントを解説していきたいと思います。

それでは、今回の記事の結論です。

・和モダンの寝室は、シンプル&飽きのこないデザインで、  眠りやすい雰囲気を創り出すことができる。

・オーク系の色合いでコーディネートすると、和モダンをデザインしやすい。家具以外では、派手でないカーテンや照明設計が大事。

・低めのベッドで視線を落とすことで、空間の重心を下げて、より落ち着いた雰囲気に。

・和モダンは、フジタで最も得意としているデザインであり、石川での和モダンの家づくりはフジタにぜひご相談を。

石川における和モダン寝室の特徴

石川の和モダン寝室事例1
和モダンの寝室は、飽きのこない落ち着き感が特徴です。

また、和モダン自体がシンプルに仕上げるインテリアのため、派手な雰囲気が敬遠される寝室には非常にマッチしたテイストと言えます。

和モダンは、木目・ホワイト・グレーといったベースになる色と、黒も時折入れながらコーディネートしていきます。

そして和モダンの寝室で重要なポイントは、家具をあまり置かないこと。

和モダンはシンプルさが特徴になっていますので、生活感の出るモノをごちゃごちゃ置いてしまうと台無しです。

カーテンも原色に近い色ではなく、無地で目立たないグレーやアイボリー、茶系でまとめると良いでしょう。

また一般的なカーテンではなくプリーツスクリーンを選ぶと、より和の雰囲気を出すことができます。

※補足:プリーツスクリーンとは
ハニカムシェードとも呼ばれ、ジャバラ状になっている生地を上下に開閉させて、採光の調整をするスクリーンです。和紙のような素材感のタイプもあり、「和モダン」には欠かせないデザインを創り上げるアイテムになっています。
これらを、バランスよくコーディネートすることが大事です。

「住まいは心を映す鏡」とも言われており、シンプルかつ落ち着いた部屋を整えることで、眠りやすい環境と身体になっていくのではないでしょうか。

おしゃれな和モダン寝室は空間づくりから


家具やカーテンといったアイテムも非常に重要な要素ですが、床材・壁材・天井設計などの、住宅側の設計も大事です。

特に気を付ける点はこちらの3点です。

・和モダンでオーク系の木目を取り入れること

・部屋(空間)の重心を意識し、重心を落とすことで高級旅館のようなたたずまいへ

・窓の配置・大きさ、照明設計は明るすぎない設計に

石川での和モダン寝室のコーディネートポイント3選

石川の和モダン寝室事例3

①空間の重心を低く設計(低めのベッド・天井高さ)

部屋のインテリアの重心を意識して、高さが低めのベッドを購入しましょう。

ベッドの高さを低くすることで、「空間の重心」を下げます

空間の重心とは、部屋の中に入った時に視線が行く方向を下方向にする、またモノを目線以上に配置しないことで落ち着き感を向上させます。

好みやデザインにもよりますが、必要に応じて天井高さをあえて高くしないことも。

だだっ広い空間よりも、寝室のような落ち着く場所は、適度な大きさと空間の重心が、デザイン性と並んで大事なポイントです。

ただ、あえて斜め天井などで天井高を上げて広くすることで、ベッドなどの重心を相対的に低くすることもあります。

最終的にはインテリアのデザインや、住宅全体のコンセプト、個々の好みも考慮してバランスを取りながら設計しましょう。

②木製基調で和を表現

石川の和モダン寝室事例5
壁や天井も白いクロスで全て覆ってしまうのでは、一般的な建売のような雰囲気になってしまいます。

部分的でも木目を入れていくと和モダンらしくなっていくため、壁や天井に適宜木目を取り込んで和の「わびざび」を創り出していきましょう。

採用する木材はオークが、和モダンにはピッタリです。

ヒノキなどもマッチしますが、無垢材を壁や天井材に使用する場合は、経年によって色見や質感が変化していくことも考慮して配色を考えていきます。

このように、空間全体的を和モダンにマッチする樹種を基調にデザインすることで、一層高級感が出てきます。

③おしゃれな照明で落ち着いた雰囲気に

石川の和モダン寝室事例2
シーリングライトや、スポットライトといった照明は和モダンには合いません。

明るすぎない部分的なダウンライトが主流ではあります。

時には、壁を照らすコーニス照明、天井を照らすコーブ照明といった間接照明を上手く取り入れることで、高級旅館のような雰囲気を創ります。

このように和モダンを重要視したデザインも大事ですが、1日の終わりと始まりを創る寝室です。

空間重心の低い空間で創り出す落ち着いた雰囲気と共に、夜は熟睡し、朝は目覚めがよくなる寝室の演出がポイントです。

そして寝室のため、窓も大きすぎない設計もポイントです。

窓の大きさ・方位・ベッドの置く位置をしっかり検討することで、朝の日光の入り方で眩しくないといった実用性も兼ねることができます。

フジタでの和モダン寝室の事例3選

和モダン寝室の事例①:白山市中成モデル

石川の和モダン寝室事例6
出典:白山市中成モデル

白山市中成モデルの事例です。

こちらの寝室のポイントは「間接照明によるコーディネート」と「壁面のナラ材による和モダン感」です。

2階にある寝室は、写真では分かりにくいですが、最低限の採光を取り入れる程度の窓とし、落ち着ける空間に仕上げています。

また、間接照明を入れて、一段奥行をつけた壁面には、ナラ材のパネルをしつらえており、上質な空間を演出しています。

和モダン寝室の事例②:野々市市高橋町モデル

石川の和モダン寝室事例7
出典:野々市高橋町モデル

和モダン寝室の代表的とも言える事例です。

床面から一段上がったタタミの上にマットレスを設置することで、大きなベッドのような印象を生み出しています。

パッと見て、ベッド部が低い位置にあり、照明も置き型の間接照明にすることで空間の重心を下げている設計に。

こういった工夫により、ベッド周りのタタミの空間を、高級旅館のようなオシャレかつ、落ち着いた雰囲気に仕上げることができます。

窓も、和モダンにぴったり合うよう、障子を採用し、朝もやわらかい光が入ってくるような設計です。

和モダン寝室の事例②:白山市S氏邸

石川の和モダン寝室事例8
出典:白山市S氏邸

こちらの実邸での事例は、斜め天井を取り入れた寝室です。

斜め天井では、空間全体を広く見せることができ、デザイン性もそれだけで差が付きます。

毎日見る天井には化粧梁で、よりこだわった寝室空間を演出。

そして窓は縦滑りの最小限の大きさによって、夜~朝までプライバシー確保と、やさしい朝日を取り込むような設計になっています。

壁材も、ベッドの設置面に間接照明と組み合わせることで、ホテルライクな寝室に設計しています。

また、ベッドの裏側には書斎もあり、実用的な間取りにもなっており、デザインと実用を兼ねた寝室です。

まとめ

今回は寝室を和モダンにするためのポイントを解説してきました。

・和モダンでオーク系の木目を取り入れること

・部屋(空間)の重心を意識し、重心を落とすことで高級旅館のようなたたずまいへ

・窓の配置・大きさ、照明設計は明るすぎない設計に
に気を付けながら寝室を設計すると良いでしょう。

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