一番、注文住宅でこだわりたいポイントであるリビング!
そのリビングを、憧れの大人なインテリアである和モダンにコーディネートするポイントを解説していきます。
和モダンの施工事例が豊富なフジタだからこそ提案できる、和モダンのコツを公開!
フジタでの施工事例も後半に掲載していますので、ご自宅のインテリアを検討する参考にしてください。
それでは、今回の記事のポイントをご紹介します。
・和モダンは、「和風で創り出す木のあたたかさ」と「現代風のシンプルモダン」を組み合わせたインテリアスタイルで、幅広い年齢層に人気。
・配色はオーク色をベースにするとコーディネートしやすく、シンプルにまとめることが大事なポイント。
・家具なども空間の重心が低いインテリアを心がけると良い。
おさらい:そもそも和モダンってどんなインテリア?
まず和モダンとは、簡潔に言うと「日本建築のような落ち着いた木のぬくもりが感じられる雰囲気かつ、現代風なシンプルスタイルでスタイリッシュにまとまったインテリア」です。
和モダンのベースとなる重要な考え方は、「わびさびの伝統的な和風 × シンプル」。
木を使った和風だけでなく、アイアン階段やオープンキッチンのような現代のシンプルな建築素材の組み合せです。
和風の建築とは一見、相容れない存在に見える要素を全体のバランスを考えながら入れ込みます。
このバランス感が非常に重要な要素ですが、シンプル美を追求していくと納まりが良くなっていきます。
和モダンは昨今、年齢を問わず人気の高いインテリアスタイルで、フジタでも採用される方が多いスタイルです。
なお、過去記事「石川の注文住宅でオシャレな和モダンにするために知っておくべき6つのポイントとフジタの事例3選を紹介!」でも、和モダンのインテリアについて紹介していますので、同時に参考になさってください。
リビングを和モダンにする際の配色決め
まず重要なポイントを箇条書きで、こちらにまとめています。
・ベースの配色は、オーク系の木目
・ベース色+ホワイト・ブラックなどのシンプルな色を3色程度まででまとめる
・和風の建具、珪藻土などを活用する
まず和モダンにおいて重要な要素は、ベースになる配色です。
最も和モダンで使いやすい色は「オーク色」(落葉樹のナラ)です。
このオーク色で床・壁・天井などをバランスを見ながら統一するとよいでしょう。
内装建具(ドア)でも、障子のように格子状になったデザイン性の高い建具などがあり、オーク色にあったドアデザインを選ぶとより一層魅力的になります。
また床面は、木質床材以外に畳も適所に併用するとともに、天井にも天井板を貼ったり空間全体で木のぬくもりが感じられる雰囲気に仕上げていきます。
畳は最近は、本当の「い草」ではなく「樹脂製」のタイプが主流となっており、緑だけでなく茶色・藍色・黒色・ピンク色など、様々な色がありますのでインテリアに合わせてコーディネートできます。
壁もクロスではなく羽目板(壁面を木目で作る)・珪藻土・塗り壁などを採用することもあり、全体を立体的にとらえて和モダンのベースを創っていきます。
そして、アクセントで使う配色・素材も大事なポイントです。
アクセントに使う配色は「ホワイト」「ブラック」「グレー」「ステン色」のいずれかがオススメ。
同じような木目で微妙に異なる木目色を混ぜてと使ってしまうと、チグハグなインテリアになってしまいます。
そのため、例えばウォールナットなどの濃い色の木材を使ったり、クラフト調のアイアンなどを組み合わせると、空間としてもモダン寄りに”締まります”。
フジタの事例
こちらの、金沢市上荒屋モデルではオーク色をベースに、ホワイトとブラックの石材を使った事例です。
ベースにオーク系を多く使うことで、和風の感じが強く出ており石材や間接照明でモダンの雰囲気を付加しています。
こちらの野々市つばきの郷モデルでは、ベース色に濃い目の塗装したオークを使用しています。
濃い色を使うと、よりモダンのイメージが強くなり和の雰囲気が抑えられます。
モダンよりにコーディネートしたい方は、こういった濃い色で床や造作部材を統一すると重厚感が出ます。
リビングを和モダンにする際の家具チョイス
和モダンでコーディネートする際には、家具を選ぶ際も和モダンにマッチする家具を選びましょう。
家具は、後で買ってくる一般的な家具屋さんで販売されている家具と、造り付けの家具の2種類があります。
造作家具では、色合いの統一性(木目や材質)を考慮して設計しますが、家具屋さんで購入してくる家具はバランスなどを考慮しましょう。
家具をうまくチョイスすることで、家具をアクセントにする方法もあります。
例えば空間全体の色目・木目・材質をオークで統一した上で、モダン要素となる鉄・ガラスなどの素材を家具で取り入れて、家具の配色・素材で空間を引き締めるということもオススメです。
その際に選ぶ家具のポイントは、「シンプルであること」「空間における重心が高くないこと」が大事な要素です。
和モダンを崩さないために、シンプルな配色・素材であることはもちろんですが、テレビボードなどは、背の低いものを選びましょう。
そうすることで、空間全体の重心が低くなり和モダンで重要な要素を満たすことができ、大人なインテリアに仕上がります。
リビングを和モダンにする際の照明
和モダンをデザイン設計するため、意匠設計上にフジタで気を付けている点は、光が明るすぎにならないよう、また均一になりすぎないよう設計することです。
古来の和風スタイルでも、障子などを活用したりやわらかい自然な光を適度に取り入れる「わびさび」の考え方がベースになっています。
そのため、落ち着いた間接照明・天井面・壁面であえて陰影を作り出し、部屋の中が均一に明るくならないようにコーディネートします。
部屋全体が均一的に明るいと、趣のない空間(味気がなく風情が出ない)になってしまいます。
また、窓も雪見窓のように低い位置にワイドな窓と組み合わせると、和モダンにおいてオシャレ感が増します。
フジタの和モダンなリビングの事例集
和モダンの施工事例が豊富なフジタでの、オススメの事例を紹介していきます。
八日市モデル2019
出典:八日市モデル2019
八日市モデルでは、松をベースにしたスタンダードな和モダンのインテリアを採用。
空間全体も重心の低さを意識して、ソファーもテレビボードも背の低いタイプを使っています。
テレビボードおよびテレビ上の間接照明でブラック色を採用し、空間全体のワンポイントになっています。
白山市中成モデル
出典:白山市中成モデル
白山市中成モデルでは、床材は表情が豊かになるよう、無垢材のナラやタモといった明るめな和モダンを演出できる素材をベース素材にしています。
リビングは天井高3mとし開放感のある空間ではあるものの、テレビボードの上にも庭を臨める窓を配置したりと低い目線も意識した設計です。
1階は明るいインテリアで仕上げていますが、2階は上質な和モダンで落ち着きのある、1つの建物でメリハリのある空間になっています。
野々市高橋町モデル
出典:野々市高橋町モデル
高橋町モデルでは、エントランスとホールに同じ素材である石材を使っています。
一方、リビングでは幅広の床材・格子状のテレビ台・簾(すだれ)のようなロールスクリーンで和様のインテリアを使いつつ、窓は大きく開放感のある設計にしています。
間接照明とダウンライトを使った落ち着いた空間の演出にもこだわっており、まさに和風と現代のモダンを融合させたモデルハウスです。
あさひ荘苑モデルハウス
高天井からの柔らかな日差しで、上質空間を演出するコンセプトハウスが白山市あさひ荘苑にオープン。
メリハリある横長連続窓と、落ち着き感じるミドリの坪庭が見どころ。
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