チークのムク材と洗練された家具のコラボレーションが心地良い、 味わいある自然素材を豊かに使ったフジタのデザイン住宅。
チークのムク材や珪藻土の壁材をはじめ、たけなどの自然素材を内装にあしらったフジタのコンセプトハウス。
住む程に味わいの増す「空気感」づくりにこだわった、陽光たっぷりの和室とリビングを中心に2面のファサードで構成した開放感ある空間設計です。階段を中心に部屋毎につながりを持たせて、行き止まりのない奥行き豊かなつくりとして回遊性の高い動線を実現しました。
また正面の中庭と濡縁を目隠し塀で囲むことで、庭からリビングに落ち着きを持たせながら、明るく抜けの良い空間としています。季節ごとに広がる空を眺め、心地良い風を感じて憩うひとときを演出できるフジタの空間コンセプトを凝縮した住まいです。
「和を感じさせるモダン」をテーマに、延べ床47.45坪の4LDKといった標準的な規模の住宅を設計するにあたって空間に圧迫感をもたせないよう、視線の抜けや行き止まりの無い動線(奥行きの豊かさ)に気を配りました。
例えば1坪弱の玄関、奥行き3尺のホールなど一般的に見ても小さなプランですが、和室を3枚引き込みに、リビングを背の高い片引き戸として2つを開け放つことで中庭まで視線が抜けるようにしています。
また自然素材を採用したシンプルな空間構成により室内をスッキリまとめ、広がりある空気感を向上させました。